2010年01月20日

京都!桂離宮

 週末、京都に行ってきました。一番の目的、桂離宮の参観。
 
 桂離宮の参観時間を待つ。待ち合い室。いよいよです。
 
京都!桂離宮


 
 その前に、桂離宮について少し説明をすると、
 107代天皇(今から400年ぐらい前)の後陽成天皇の弟が建てた
 皇族の別荘です。(離宮=別荘)

 総面積は約7万㎡(約2万1000坪)。
 苑地という観賞的な池を囲んで茶室や休憩所のような建物がいくつか建っている
 回遊式の庭園。

 舟遊(池の周囲に茶店、酒店、飯店を設けて、これを舟で巡る)という明の影響を
 受けているそうです。

 京都御所、修学院離宮などと共に皇室用財産(国有財産)として
 宮内庁が管理しています。でも、すべて無料です。概略はこんな感じです。


 では、御幸門(みゆきもん)をくぐって、いざ、出発。
 
京都!桂離宮



 初めは、外腰掛。
 次に出てくる茶室の待合所。
 
京都!桂離宮



 そして、石橋を渡ったり石のアプローチを進み、茶室へ。
 桂離宮で唯一の草庵茶室の松琴亭(しょうきんてい)
 
京都!桂離宮


 室内は、青と白の一松模様の襖障子。
 ここは、外交の場としても使っていたとか。
 
京都!桂離宮


 また、石橋を渡ったり、持仏堂の前を通りながら進み、
 笑意軒(しょういけん)という農家風の建物へ。茶屋です。
 舟を乗り付けて、建物へ入れるように2ヶ所の石段でアプローチできるようにしてあります。
 
京都!桂離宮


 室内は、天井がつながっていて、広く感じ、何だかかっこいい。
 
京都!桂離宮


 別荘の主要建築物である、古書院、中書院、楽器の間、新御殿。
 残念ながら、今は、建物の中は参観できません。
 
京都!桂離宮


 最後に桂離宮で最も、視野が開けて、全景が眺められる、月見台。
 古書院から突き出すように造られ、高床になっているのは、
 水が入るのを防ぐとともに、月や庭に近づくためだそうです。
 きっと、ここに寝転んでお月見をしていたのでしょう ?
 
京都!桂離宮



 1時間の参観はあっという間に終わりました。20〜30人に1人、案内の方がつき、
 説明をしていただきました。
 案内を聞くか写真を撮るか、両方は なかなか出来ず、
 今回は、写真を撮る方に力を入れてみました。
 冬で池の水もあったり、なかったりだったので、
 今度は、違う季節に行ってみたいなあと思いました。そして、説明を聞くことに集中。
 長くなってしまいましたが、いろいろ、貴重な時間を過ごせました。

 


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Posted by DESIGN FILE at 13:30│Comments(0)日記
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