2010年10月08日

悪条件

 中泉の家 コンクリートの圧縮試験用のテストピース

 



 壁とスラブの打設のときに採取したものです。
 



 4週強度用として、通常の現水養生とは別に、現場の条件に近く、
 尚かつ、外に野ざらしにした悪条件のテストピースを採取しました。

 現水養生は、屋外で水に浸けておくので、条件は良いです。
 
 実際の現場は、型枠に囲われた状態で4週間、養生しているので、
 ちょうど、現水養生と現場に野ざらしの養生の中間ぐらいの条件です。


 悪条件のもので強度が出れば、実際、打設したコンクリートは、
 それ以上のものという判断ができます。

 試験は、再来週です。その結果は、また報告しますおまわりさん
   


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2010年10月04日

のぞき


 中泉の家 外周部から型枠を外しています。

 



 外した型枠を搬出していないため、まだ、確認しにくいですが。
 上からや足場に乗って側面からのぞいています。

 型枠の搬出が終わった状態で、しっかり確認していきます。  


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2010年10月01日

比べてみると。


 最後に伊豆長岡の工場へ。
 
 視察に行った商品を塗ったものと塗っていないものとの比較。
 



 コケなどが生えて黒っぽくなっているのに対して、
 研磨して、塗ると右のように、本来の色が出て、汚れにくい。

 表面を触ると、左は湿っぽいのに、右は、乾いている感じでした。
 
 今回、見学しに行った商品は、撥水効果だけでなく、
 劣化・汚れ防止などの効果があり、表面から内部へ浸透し、
 効果のある層の厚みが大きい。

 良いものを知ることができ、触れることができ、とても充実した1日でした。  


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2010年10月01日

沼津へ。

 三島から沼津へ移動。 

 この建物は、小高い山の途中にあり、車1台がやっと通れるような道をのぼり、到着びっくり
 
 



 実は、当初は、ベニヤ型枠で施工し、打放し風に変えたそうです。
 もちろん、水をはじいていました。Pコンの穴もつくれるそうです。
 
 実は、ここは、有名な方の別荘です。
 駿河湾が見え、景色も良い場所でした。  


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2010年10月01日

年をとらない


 引続き、昨日の見学について。

 移動は、同行していただいた、生コン業者さん、施工会社さんの運転のため、
 景色や建物を見ることもできました。ありがとうございます。
 沼津からは、現地の生コン業者さんと合流し、
 三島、沼津、伊豆長岡をまわりました。

 



 最初に、このマンションを見せていただきました。
 築何年だと思いますか?

 



 施工後3年たっているそうですびっくり
 水をはじくだけでなく、コンクリートの劣化防止や改質効果もあるということです。
 
 この近くに歩いてまわれる箇所に何件か、施工した建物があったので、
 そちらも見てきました。
 個人住宅や事務所などで、リフォームとして築10年たったあとに
 施工したものなどもありました。

 やっぱり、実際、行って、目で見たり、触ったりするのと 
 カタログや写真上で見ているのとは、ぜんぜん違いますね。
 改めて、こういう機会をつくっていただいた、関係者の方に感謝。  


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2010年10月01日

水をはじく


 



 コンクリートが水をはじいていますびっくり

 昨日、コンクリートの撥水材の視察で三島に行ってきました。
 その中で撮った写真の一枚です。
 
 「撥水」は水をはじくことを言います。
 材料としては、さまざまなものが出回っていますが、今回、見学に行ったものは、
 半永久的な効果があるということ、西部地区では、あまり実績もないこともあり、
 三島にある建物を見せてもらいに行きました。

 



 何もしていないコンクリートは、水をかけると、こんな感じで、濡れてしまいます。
 何件が見学させていただきました。
 紹介できる範囲で、また更新します。  


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2010年09月29日

数字で管理


 何度かブログに載せているコンクリートの試験について。

 それぞれの現場でテストピースを取り、生コン工場で管理していますが、
 いろいろな現場から、見た目は同じものがたくさん集まると
 どこのかが分からなくなってしまいそうですが

 



 テストピース(供試体)の型枠に数字が書いてあり、それで管理しています。

 



 原物にも打設した日付、現場名と型枠の数字が書いてあります。

 同じ現場で何個も採取するので、間違えのないように数字で管理びっくり
 何だか、整列した自衛官みたいですねおまわりさん  


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2010年09月29日

コンクリート


 中泉の家 先週、打設したコンクリートの1週圧縮強度試験がありました。
 




 設計段階で設定している強度は24N/㎟。
 現場で実際、打設しているものは、24に温度補正のために+3して27N/㎟の
 強度の生コンを使用しています。

 昨日の1週後の試験で、すでに24.6N/㎟の強度が出ています。
 もう、設計段階の強度は、出ていることになります。

 今回は、標準仕様書に記載のある、最小存置期間28日を採用するので
 約1ヶ月は、支柱など(得に内部)は、型枠を外しません。

 少し、難しい内容になってしまって すいません。
 試験は、もちろん合格です。  


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2010年09月27日

いい天気

 



 中泉の家 湿潤養生波

 打設後は、次の日(22日)は、暑かったですが、
 週末は、雨が降り、気温も下がってきたので、コンクリートには好都合ニコニコ

 今日から、外周部やパラペットの型枠を外していきます。
 夕方、見に行ってきます。  


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2010年09月27日

きれい

 



 中泉の家 屋根スラブのコンクリート面まるっ

 きれい

 足場から下りるときに、足の裏足あとがきらいか確かめてしまうぐらい
 この感じだと防水工事なしでも いけそうな気さえしてしまいますびっくり  


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2010年09月22日

打設


 中泉の家 昨日、壁・スラブのコンクリート打設を行いました。

 



 まず、朝1番 朝礼に参加。関係者に打設順序や注意事項を指示。

 



 打設前に、乾燥した型枠に散水。
 乾燥したまま、打設をすると、コンクリートが硬化するのに必要な水分が
 型枠に急激に吸い取られ、ひび割れや強度の低下の原因になります。

 



 今回、コンクリートポンプ車2台打ちのため、職人さんも2班に分かれての作業。
 生コン車は、1台 必ず待機して、3台は、最低でも止まっている状態でした。
 
 



 上部から生コンを入れ、棒状バイブレーターをかけ、
 



 下部では、壁打ちバイブレーターをかけています。
 2重で振動を与えて、コンクリート内部の気泡を無くし、密度が高く、
 強度の強いコンクリートを作るためです。

 



 夕方、打ち終わることができました。
 最終は、左官さんがとても丁寧に仕上げてくれました。

 
 基礎のとき同様、とても暑いなかでの作業でしたが、
 丁寧に施工していただいた、監督さん、職人さん、関係者の皆さんに感謝ですびっくり




 今日からは、散水湿潤養生を行っています。
 



 それでは、また報告致しますおまわりさん  


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2010年09月17日

検査週間


 中泉の家 検査週間

 



 火曜日、基礎コンクリートの4週圧縮試験がありました。

 何度かブログに載せているので、見た事があるかもしれませんが。
 コンクリート打設当日に採取した、テストピースの破壊試験。

 もちろん、合格でした。

 



 昨日、木曜日は、市役所の中間検査がありました。

 検査員2名。私たち 監理者と施工業者、立会いのもと行いました。
 敷地・建物の配置確認から始まり、壁の位置・配筋、
 スラブの配筋などを確認して、無事、終わりました。
 
 
 今日、金曜日は、瑕疵担保保険の検査と監理者の配筋検査です。

 監理者の検査は、一度に全部のチェックをするのは、難しいので、
 今まで、毎日、出来た箇所から確認してきました。

 
 是正箇所を直し、来週、いよいよ、コンクリート打設予定です。
 壁と屋根スラブ等 一体打ちのため、これが終わり、
 型枠が外されると、建物の形が現れますびっくりびっくり
 


 検査が続いていますが、集中して監理していきますおまわりさん
   


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2010年09月14日

スラブ配筋

 
 中泉の家 スラブ配筋が始まりました。

 その前に、先週末の工事を。
 



 天井にレールを埋込み、照明を移動できるように設計しています。
 そのためのレール用の目地棒や木製建具用のレールなどを
 事前に打込んであります。

 



 そして、昨日から、スラブの配筋工事に入りました。
 



 まず、鉄筋を所定の位置に配置しています。
 配置が終わったら、鉄筋と鉄筋を結束して固定していきます。


 今週は、検査が続きます。
 今日は、約1ヶ月前に打設をした、基礎のコンクリートの4週圧縮強度試験です。
 その後、市役所の中間検査や保険、監理者の検査があります。
 また、その様子は報告致しますおまわりさん
   


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2010年09月10日

スラブ


 中泉の家 スラブ張りが進んでいます 
 




 職人さんは、高所でも丁寧に作業をし、とても感心します。
 



 RC(鉄筋コンクリート)造の建物の品質は、
 躯体コンクリートの精度に大きく影響され、これは、型枠工事に左右されます。
 今の作業は、とても重要なので、先週に引続き、今週も毎日 現場確認をしています。

 来週からは、スラブの配筋工事が始まります。
 それでは、また報告いたしますおまわりさん
   


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2010年09月08日

壁のあとは、

 
 中泉の家、スラブ(屋根床版)張りが始まっています。
 




 スラブの型枠を支える支保工を建てているので、
 下は、今、こんな感じになっています。
 



 
 スラブの型枠を張ってから、天井の照明のレール用 目地棒や
 打込金物などを取付、配筋へと進んでいきます。

 

 全体の状況。
 下の写真は、北西から南方向を見たものです。
 西側のリビング上部辺りのスラブが張られています。
 



 下の写真は、南東から北方向を見たものです。
 ちょうど真ん中に写っている辺りが南側の収納です。
 



 
 なかなか、写真では分かりにくいかもしれませんが、
 少しは、中の様子が分かって頂けたでしょうか?
 それでは、また報告します。
   


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2010年09月06日

アヒル

 
 



 中泉の現場にいるアヒルさん。

 本名:サッシアンカー(通称:アヒル)。見た目がアヒルに似ているため。

 鉄筋コンクリート造のサッシは溶接で留められるので、
 サッシの溶接相手としての金物です。
 アヒルがそのまんまコンクリートに飲み込まれます。
 



 サッシを取り付けるときに、下側からアヒルのおなかに溶接します。
 アヒルさん 大活躍!!


 話は変わり、型枠について。
 今回、壁の型枠は3種類を使い分けています。
 



 1つ目は、こちら、表面加工コンクリート型枠用合板の新品。
 商品名だと、パネコートやベストコートなどがあります。
 打放し仕上げのときに、表面がツルツルになるように、塗料を塗ったもの。
 



 2つ目は、表面加工コンクリート型枠用合板の再利用品。
 これは、杉板の木目を写す部分に使用します。
 この型枠に、杉板を貼付けている様子です。
 



 最後3つ目は、普通合板型枠。
 水廻りはタイル仕上げなので、直接、仕上げとして見えない部分に使用。

 
 今週も現場を確認し、ブログも更新していきます。
   


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2010年09月03日

上を向いて♫


 今週は、毎日、中泉の家の現場に行っています。
 壁の配筋と設備の埋設機器の設置と残りの型枠を建て込む作業が
 並行して進んでいるためです。
 型枠を建て込むと中の様子が見にくいためです。


 現場で写真を撮り、事務所に帰ってきて写真の整理をしていると
 何だか、素敵なアングルで ちょっぴり元気をもらっています。
 



 「上を向いて」明日も頑張ろうって言われている感じがしませんか?

 



 撮り方の向きによると思いますが・・・。自分で撮り、自分で勝手に癒されています。

 



 丸いスリーブは、換気扇やエアコンの吹出口・吸込口用ものです。
 周りは既製の補強筋を施工してあります。

 現場には、普段、見た事の無いような機器や道具がたくさんあります。
 それに気を取られると、ちょっと頭をぶつけたり、
 邪魔になっているといけないので、注意します。

 明日からは、スラブ張り(屋根)へと移っていきます。   


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2010年09月01日

検査


 中泉の家 壁の配筋検査を行いました
 



 鉄筋の間隔や太さ、かぶり厚さなどのチェックです。
 



 その他にも、Pコンの間隔・位置や型枠の割り、スイッチやコンセントの位置などの
 チェックを行いました。
 まだ、施工中で取付けていないものもあったので、
 取付次第、チェックしていきます。

 



 外周部、全てに足場が組まれ、シートを掛けてあり、
 中の様子が見えにくくなってきましたので、足場から撮影した写真を。
 
 



 何となく様子が見えたでしょうか?
 今後は、設備の施工状況と調整しながら、すべての壁の型枠を建て込んでいきます。

 工程に合わせて、随時、残りの細かいところの確認をしていきます。
 それでは、また、報告致しますおまわりさん  


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2010年08月30日

型枠・壁筋

 
 中泉の家 壁の型枠・配筋工事が進んでいます。 
 



 壁の配筋の様子です。拡大してみます。

 



 この色がついた丸いものは、スペーサー(通称:ドーナツ)。
 かぶり厚さ(鉄筋からコンクリート表面までの最短距離)を確保するものです。
 



 こちらは、結束線。鉄筋と鉄筋を固定するものです。
 メッキ加工された結束線を使用し、さびが発生しないため、
 打放し面にさびがうつり込む心配がありません。
 通常の鉄線よりも太くて、職人さんの作業性は鉄線の方が良いそうですが・・・。
 そういう細かな所まで 気を使ってくれている、監督さん・職人さんに感謝。

 



 型枠から出ているのは、Pコン(白)とセパレーターです。
 型枠の間隔を保持するもので、コンクリート打設後は、Pコンの跡が丸く残ります。
 そのPコンの跡もデザインの1つです。
 縦の棒は、目地棒といい、型抜きのような役割があります。
 今回は、家具工事で棚をひっかけるための金物を埋込むためのものです。

 



 足場組も一部終わりました。
 今週は、壁の配筋検査を行います。
 それでは、また、報告致しますおまわりさん  


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2010年08月27日

建て込み


 中泉の家 壁の型枠の建て込みを水曜日から始めています。
 



 
 まずは、杉板型枠の部分を建てこんでいます。
 今回、打放しコンクリート以外に、
 コンクリートに杉板の木目を写す仕上げもあります。
 写真の型枠の表面に杉板を貼っていきます。その様子は、後日、更新します。
 



 
 壁の型枠が建て込んでくると、部屋の大きさや位置関係など
 把握しやすくなってきます。

 ドキドキもしますが、わくわく感もあります。
 今後は、どんどん形になっていきます。
 検査や現場に行くことが増えるので、今まで以上に体調管理をします。

 それでは、また、報告致しますおまわりさん
   


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